トレーナーとして、研究者として、そして人として。
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学校で教わる(教わった)こと
こんばんは、kumaです。
今、ちょうど千葉県は富津に来ています。珍しく宿泊先に無線がひかれているため、更新してみました。

新たな仕事の始まりとともに、2年目を迎えたチームに対しても新たなチャレンジをしています。
選手たちに日々フィードバックをもらいながら、僕自身も変化を感じる毎日です。



さて、表題の件。

大学・大学院で学んできたことを使って仕事ができる幸運に恵まれ1年間を過ごしたわけですが、たくさん壁にもぶつかってきました。
そんな一つが、学校で習ったこととのギャップでした。

もちろん技術面は予想できていました。(だって学内の先生で言ってることが違うのだから。笑
分かっていないこと、現状の研究手法では調べようがないこと、統計処理で判断できないもの。。

そういった部分ではなく、哲学的な部分。



たとえば、選手との距離感。

学校では、選手やスタッフに寄りすぎると客観的な判断ができなくなる・正しい判断ができなくなる。
だから、選手と仲良くなり過ぎない方がいい、余計な話や付き合いもしない方がいい。
自分たちはトレーナーなんだから、監督・コーチの仕事の領域に入ってはいけない。

なんて習ってきました。


今の僕の仕事は、コーチの領域に思いっきり入り込んでます。というかコーチです。
高校生でも、大学生でも、社会人でも、ラグビーでも、陸上でも。

選手に入り込まなければコミュニケーションはとれないし、認めてもらえないし、仕事ができない!というか客観的な判断ができない!
コーチと同等に話ができなければ(例えばそれは、チームの方向性・年間計画と現在の位置づけ・目標とする試合・選手のパフォーマンス)、本当にそのトレーナーはチームの役に立つのか?



そこで、ふと疑問です。
そもそもなんで、距離感をとらなきゃいけないんだ?なんでコーチになったらいけないんだ?


当時学校で習った客観的な判断とは、医者の立場からの客観視ではないかと思ってます。
お医者様がいう診断や指示に対して、選手やチームの要望・希望が異なる。そんなときに医者の正しい(?)判断を聞き入れさせるために客観的な立場にいなければいけないという意味なんじゃないかと。。

そういえば、そんなことを言ってたのはPTとかATCみたいな医療資格者関係が多かったなと感じてます。



でもさ、それは正しいのか?

スポーツを職業にして、それで生活している人間は、スポーツができなければ解雇の危機もはらんでいます。
明日休んだらクビになる選手に、『君のカラダを考えたら休んだ方がいいよ』などと言うことが本当に正しいのか?

もちろん、難しい決断だらけだし、日々後悔ばかりです。
でも、医者の言葉も理解して、コーチと同等にチームを理解して、トレーナーとして選手を理解できている人間が、最終的に三者の折り合いをつける、良い判断ができるのでは?なんて考えてます。

当たり前のことじゃん!!って言う人もいるでしょう。
でも僕は少なくとも、母校で学生トレーナーやってる子は往々にして医者に寄りがちな傾向があると思います。チームのことを理解していなさすぎると思います。

まあ、前にこんな話を後輩のトレーナーにしたらキレられましたが。笑



なんかトレーナーという言葉だけが独り歩きしていますが、そもそもアメリカと日本じゃ、歴史も文化も法律も違うんだから日本式トレーナーのあり方があるべきでしょ。システムありきはやっぱり間違ってます。

トレーナー教育って難しいですね。



ちなみに僕が尊敬するドクターは、チームや選手がおかれた立場に対してすごく理解を示し、様々な方法を提案してくれます。僕も本当に仕事がしやすいドクターなんだと、患者・学生の立場からトレーナーの立場になって感じました。笑

そしてやっぱり医療資格はとりたくないです。




おしまい
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